福岡大学人文学部同窓会前会長 楠根進

^同窓会会員の皆様には各方面でご活躍の事と思います。
^然しながら、近日の西方沖地震によって多くの方々が被害に合われ、今後も爪あとが長引くようで手放しで春を喜んではいられません。会員の中には、被害にあった方がいるのではと推測します。1日も早く元の生活が戻りますよう頑張って下さい。こころよりお祈り申し上げます。

^さて、人文学部の卒業生9,703名、人文科学研究科の卒業生435名となり、同窓会の重みが、増してまいりました。それゆれ、ニーズに基づいて更なる企画や活動を進めなければなりません。平成１１年同窓会創設１０周年より会長を引き継ぎ約６年が過ぎました。全く財政のない中で近年まで、幹事の方々には自腹で会議を重ねて参りましたが、いろんな意見や企画も、絵に書いた餅で希望的観測に過ぎず、無力感の中時が過ぎていきました。前会長のご苦労はいかばかりだったか察することでした。

^しかし近年、学校と会議を持ちながら、共に会員の皆様の協力が大きな力となり、今日、財政にもまだまだですが何とか明るい兆しが見えはじめ、同窓会としての活動や、会員の皆様がこれを利用できるようなものができつつあります。幹事会も人文学部らしく、女性の熱心なスタッフや、若い会員の参加により、やわらかい雰囲気の中に、熱い会議が基盤作りのために、毎月行われてきております。

^ＨＰの開設により会員との情報交換や、就職支援の講演会や学生の研究奨励金（仮称）等、同窓会としてのありかたを徐々に実現化していきつつあります。この基盤と、元気な幹事会の中で、山下新会長にバトンタッチして、４０周年に向けてもっともっと中身のある、会員の為の同窓会を充実させていただきたいと思います。それには勿論、会員の皆様の協力と理解が不可欠は言うまでもありません。どうか宜しく御願い致します。

^当分は幹事として微力ながら他の役員と共に頑張って参ります。
^ますますの同窓会の発展を願いまして挨拶と致します。