懸賞論文入賞発表挨拶

人文学部同窓会会長　山下　哲雄

^寒かった冬が遠くへ退けられ、待ちに待った暖かい桜の頃となりました。学生の皆様は新たな気持ちで勉学・運動に勤しまれ、社会人の皆様は暖めてこられた自己実現に邁進されることでしょう。
^さて、懸賞論文の募集開始から七ヶ月後の締め切りまでに多くの論文が寄せられました。寄稿してくださった皆様、ありがとうございました。皆様の素晴らしい作品によって懸賞論文「家族と私」の入賞発表にいたることができました。
^2006年2月14日に懸賞論文選考会を福岡国際ホールにて開きました。山中人文学部長及び私を含め8人の人文学部同窓会幹事が集まり、30編の中から特選1編、入選5編を選考しました。選考委員が全作品を読み込み終わった頃、口々に言い出し始めました。どの作品にも著者の生きてきた環境や思想が個性豊かに表現されている、愛情・思いやり・感謝・喜び・苦しみ・悔しさ・後悔が作品から伝わってくる、と。
^大学一年の娘を持つ親として私は、自分の娘がこのテーマに対してどんなことを書くのだろうか、と思い遣りながら、選考委員一人一人の作品に食い入るような目つきを眺めていると、各自自分の家族と重ね合わせながら、感慨にふけっている様子でした。
^選考会も終わりに近づき特選1編を選ぶ段階で、複数の作品が挙げられました。そこで再度、上った作品を各員が吟味し直し、ようやく特選を選ぶに至りました。選考結果は以下のとおりです。
入賞された皆様、心から御祝辞を申し上げます。

2006年3月31日

|~特選　1名|原田　博美　様　ＬＪ０４０５４８|

|~入選　5名|松本　侑　様　ＬＣ０３００８４|
||永浜　実里　様　ＬＣ０３００８９|
||宮園　祐輝　様　ＬＥ０２０７８７|
||村上　由美子　様　ＬＥ０２０７３６|
||重松　直子　様　ＬＦ０５１１１８|