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福岡大学人文学部40周年記念:講演会のお知らせ

2009/04/13

福岡大学人文学部創立40周年記念講演のお知らせ
平成21年4月15日 山下哲雄
今年、福岡大学人文学部は創立40周年を迎えます。2009年11月に同窓会を開催する予定です。日時・会場は追ってこのwebサイトでご報告いたしますが先んじて記念講演の講師および講演演題が決定いたしました。本学学部卒業生の石川氏による講演、ご期待ください。

記念講演
演題: 四十年『ニーベルンゲンの歌』に魅せられて
講師: 石川栄作氏
<講師プロフィール>
石川 栄作
昭和49年3月、福岡大学人文学部独語学科第一期生として卒業。九州大学大学院に進学し、修士課程修了、博士課程2年を終えた段階で徳島大学にドイツ語教員として着任。助手、講師、助教授を経て、現在総合科学部教授。専門はドイツ中世文学とワーグナー。平成3年1月に文学博士(九州大学)の学位を取得。著書に『ニーベルンゲンの歌』―構成と内容―(郁文堂)、『ニーベルンゲンの歌』を読む、ジークフリート伝説―ワーグナー『指環』の源流(いずれも講談社学術文庫)がある。
<講演内容>
福岡大学在学当時からドイツ中世英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に強い関心を示してきた。『ニーベルンゲンの歌』の研究を本格的に始めたのは、九州大学大学院に進学してからだが、この作品と出会ってからはもうかれこれ40年になる。『ニーベルンゲンの歌』は13世紀初頭、現在のオーストリア地方で一人の詩人によって書かれた英雄叙事詩であるが、その物語の起源は5、6世紀の古代ゲルマンの英雄歌謡にまで遡る。この物語の中心にいるのが英雄ジークフリートで、竜を退治した際、その血を浴びて「不死身」となった英雄と言えば、思い出す人も多いことであろう。のちにワーグナーもこの英雄伝説を素材にして楽劇『ニーベルングの
指環』四部作を書いたことは、よく知られている。この古代ゲルマンの時代から現代に至るまで語り継がれてきたニーベルンゲン伝説の系譜研究がライフワークである。その中でも特に40年間にわたって魅せられてきた『ニーベルンゲンの歌』の魅力とその意義を本講演では語り明かすことにしたい。ビデオ等の資料も使う予定なので、大いに楽しんでいただければ幸いである。

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