会長あいさつ

福岡大学人文学部同窓会 会長挨拶

福岡大学人文学部 同窓会会長 山下 哲雄 S49ドイツ語卒

初めまして。私は山下哲雄と申します。昭和49年に福岡大学人文学部独語学科を卒業し、平成6年に福岡大学大学院人文科学研究科独語学独文学専攻修士課程を、平成12年に同大学院博士課程後期を修了しました。大学院に入る以前に仕事でドイツに6年間滞在しました。現在、国・公立大学でドイツ語を教えています。今年度より人文学部同窓会会長を務めることになりました。どうぞよろしくお願い致します。

新入生の皆様、福岡大学、及び大学院に御入学おめでとうございます。勉学、研究、スポーツ、またアルバイトを通してこれからの在学期間の日々を自己実現に、そして目指す研究結果に向け実り多き大学及び大学院生活を送って下さい。また在学中の皆様、これから結ぼうとしている学問の成果が皆様の将来に有益であるように心から望んでいます。
人文学部の学生として同じ学年で、あるいは先輩・後輩が一緒に同じ教室で、あるいは20歳も年の差のある学友と席を並べて学び研究した一人一人が同窓会という場に集い、当時のことを懐かしく歓談し、思い出に遊ぶのは同窓会会員にとって青春の多感な時代を共有し、自己を見つめなおす貴重な機会です。

1999年に行われた人文学部創立30周年記念人文学部同窓会から10年が経ち、この間に同窓会が会員に対してどのような貢献をすることができるか、また同会の維持運営に必要な同窓会費をどのようにして集めるかという討議が幹事会で重ねられてきました。同窓会費については、人文学部同窓会が新入生から終身会費として同窓会費を集め、同時に新入生は同窓会会員になることが決議されました。条文は以下の通りです。

(会員)
第5条 本会の会員は次の通りとする。
(1) 正会員
イ 福岡大学人文学部の卒業生
ロ 福岡大学大学院人文学部研究科の修了者
ハ 福岡大学人文学部の在学者で会費を納入した者
ニ 福岡大学人文学部にかつて在籍した者で、幹事会が入会を認めた者
(中略)
会員は本会の出版物の配布を受け、本会の行う行事に参加することができる。

上記のハが追加されました。

引き続き、人文学部同窓会が会員にどのような貢献・支援ができるかについて幹事会で討議が重ねられ、会員の自己啓発のための懸賞エッセイや、学生・院生会員のための学問・研究奨励支援の懸賞論文の挙行などの意見が出ました。このような案件に対応できるように学術研究奨励基金が設けられました。また2009年に予定されている人文学部創立40周年記念同窓会へ向けての積立金が毎年積み立てられることも決議されました。これによって充実した同窓会が開催されることと思います。

2009年6月にリニューアルされたこのWebサイトは全国で活躍されている会員への知らせや、会員・会員相互の意見交換の場です。学術研究奨励基金、同窓会積立金、Webサイトと人文学部同窓会の活動母体が整いました。これからは会員相互が活発に交流できる同窓会、会員にとって居心地のいい人文学部窓会を幹事会を通して築き上げてゆきたいと思います。

2009年6月1日

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